待ち時間、好きですか？私は友人と遊ぶときできるだけ早く待ち合わせ場所に到着して「暇だ～～」って言いながら待つのが好きです。嵐の前の静けさというか、楽しいことの前の暇はメインディッシュに対しての前菜のように感じます。 大概、私が待っててもいいと思う人たちのことは大好きなので、大好きな人たちのことを考えていていもいいので、待ち時間は。長々と待たされた挙げ句予定をすっぽかされても、どうにかしてまた機会を作って会おうという気持ちになります。ですので、会うまでは死ねん！というような気持ちで日常を過ごすことになって、私にとっては非常に前向きかつ生産的な時間を過ごすことができます。会えるのが一番ですが、会えないこともまた、生きる喜びを私に与えてくれます。私にとっての待ち時間とは、春の早朝の陽に照らされた某かの小さな花です。とても、とても、いとおしいものです。いとおしい時間だけを享受して生きていきたいものです。
