お前の感想はお前だけのものなんだからお前が自分で責任持って処理しろ

夏休みの宿題に読書感想文ってあったじゃん。

あれあんまり好きじゃなかったんだよね、昔っから同担拒否の気が出ていたんだなって思うんだけど。なんで感想文から同担拒否に話が飛ぶかっていうと、作品は作者のものでも、感想って読み手、つまり私のものじゃない?感想に付随する感情も私のものじゃん。それを自分から進んで見せるのはいいんだけど、他人に言われて文章にするのってなんか違うと思わない?やってることは作者に対する私も同じだけどかといって読みたくて読みたくて仕方ない作品読んで出てきた感想を出てくるままに出し切って細部を調整するのと、誰かに言われて仕方なく書いた感想を評価されるのって全く違うじゃん?全身の血が沸騰するくらい嫌悪感を抱くものなんだよね私的には。しかも、好きな作品で書くとあんまり評価されないし。知らん奴がノリで決めた課題図書とかいう枠の中の似たり寄ったりのカスみたいな作品読んで感想書くのってクソほど憤死モノじゃん?推しへの愛もさ、自分から発信する分にはいいんだけど他人の愛とか聞くと自分の解釈と合ってなくて、なるほどと思わされることもあるけど基本的には殺意湧くじゃん。自分の中では「私の」推しへの愛が正しいんだよね確定的に。それを迷わせたり、あまつさえ間違いだとか言ってくる奴は全員悪なんだよね。まあ悪っつーのは言い過ぎ感あるけど、概ねそんな感じだしね。読書感想文を自分が満足するまで綺麗に書ききって完璧のものを出せばいいって話だと思うじゃん?もう違うんだよね、自分の好きな作品を友人以外の他人に教えたくないんだよね。これはマジで場合によっては友人には教えられるけど血縁者には教えたくないからね、血縁者は血がつながっているだけで別に同好の士ではないので。だから用意されてる課題図書で書くじゃん?でも話が大体決まってて、人は死なないことが多いし内容は親友との仲たがいがどうとかいじめがどうとかそういう内容のことが多いわけ。いやになるよね、現実にあふれてるようなことわざわざ創作の世界で触れたくないんだよ。創作の世界で触れたいのはドラマチックな恋だとか、荘厳に誇張された歴史の話だとかエキセントリックな少年らの話とかそういうのなんだよな。かと言ってそういった作品の感想は誰にも見せず秘しておきたいので、私の心の中に仕舞っておいて終わりよ。親しくない人から作品の感想求められたときに私が言うべき言葉は「見てません」とか「見たけど難しかったです」「見たいとは思ってますけどねー」とかになる。それでいいよね。